【Column】映画「堕ちた希望」感想(東京国際映画祭2018)- ミカブログ

「堕ちた希望」エドアルド・デ・アンジェリス監督(イタリア)

「究極のどん底からの脱出人身売買組織の手先として働くヒロイン、
逃げた娼婦を必死に探す。しかし、自らの妊娠を機に人生を変える
賭けに出る。激しく美しいサバイバルドラマ」

©Tramp Limited Srl – O’Groove Srl 2018

 

この映画の舞台が「ナポリ郊外、イタリア屈指の無法地帯と呼ばれる海辺」なんですが、
本当に?!イタリアに本当にこんなとこあんの?!と驚愕してしまうほど酷い場所です。
主人公マリアの居る場所も境遇もどうしょうもないじゃん、ってぐらいのどん底で、
うおおお・・・・となります。

音楽の使い方もなんかすごくてどういう世界観?!と少し困惑するのですが、
音楽毎にハッとさせられるような気がしました。
犬や馬が登場するのですが、その使われ方も意味が込められているんだなと思います。
物語が進むに連れて段々と主人公マリアが人間になっていくような気がします。

エンドロールが終わるまでは決して帰ってはいけません。

レッドカーペットでこの映画の監督さんと主人公マリア役のピーナ・トゥルコさんが手を繋いで登場したので、
「付き合ってんのかよー」と中学生の様な感想を抱いたのですが、
お二人はご夫婦との事。なるほど、だからこんなに良い映画が作れたんですね。


Mika’s Walker ミカブログ
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