「失われた殺人の記憶」を観た|東京国際映画祭2019

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殺人と記憶喪失を巡るサスペンス前夜の記憶を喪失したジョンホは、別居中の妻が殺された事件の容疑者として追われる身に。記憶は蘇るのか、そして身の潔白は? 新人監督キム・ハラの鮮烈なデビュー作。

キム・ハラ監督(韓国)

韓国映画、題名からしてきっとバイオレンス&グロテスクなミステリーを想像したところ、実際観て拍子抜けしてしまった。

韓国映画って感じの描写はちょいちょいしか出てきません、

とにかく物足りない…

登場人物の誰にも共感できない…

主人公の彼に一番共感できず、置いていかれながらストーリーは続く…

どんどん謎が解決していっても「ほう…」とかしか思えない…そして気持ちが悪いまま映画館をあとにする、という感じでした。

登場人物が全員最低だなんて嫌だなあ

ただ韓国ドラマでは観た事がありまくるアン・ネサンさんが出ていて安心感がありました。

きっと「人間はそうすぐに変われない」とか、深いテーマがあったんだと思うけどイマイチ表現しきれていないような気がしました。

監督のデビュー作という事で少し納得してしまった作品でした。