【blog】「Palworld / パルワールド」をやってみて思ったこと – キャラ模倣問題や売れるゲームとは

巷ではポケモン×ARKなど言われてる「パルワールド」が気になって購入してプレイしてみた。キャラの模倣問題など批判的な部分もありつつ日本のゲーム会社で新規のIPをプラットフォームに組み込ませる難しさや国産ゲームの未来など、1月22日現在でSTEAMで300万本売れたらしいく興味深い走り出しである。XBOXにてプレイしました。

パルワールドとは株式会社ポケットペアによって開発され2024年1月19日に発売されたゲームです。『広大な世界で不思議な生物『パル』を集めて、戦闘・建築・農業を行わせたり、工場で労働させたりする全く新しいマルチ対応のオープンワールドサバイバルクラフトゲームです。』STEAMより

開発に至るまでの経緯のnote(https://note.com/pocketpair/n/n54f674cccc40)を読んで気になっていました。

10時間ほどプレイをした結果わかったのはポケモン×ARKゼルダ原神マイクラFortnitePUBGであった。ヒット作の要素を上手く取り入れた作品。悪く言えばある部分は「パクり」と言われてしまうかもしれない。ゲームのインターフェースはあのゲームっぽいなとか効果音や環境音はブレワイやティアキンやっていたら既視感ありありだったものの、クラフトや収集要素など普通に楽しく遊べる部分もありあったがどこか広く浅くとった感じで薄かった。

一人でプレイしているので多人数だともっと違う遊び方ができるのかもしれないが、一人で黙々とやるにしてもギミックにかけているような気がする。例えばパルが配置されたように存在しているためそこにいる感覚がない。かと思うと倒したパルを餌にしようと違うパルがやってくるすごく唐突に感じてしまった。全体的にキャラクターの動きが気になって没入できない感じがあった。マイクラのようにブロックやドットの世界観だったなら気にならなかったかもしれない、可愛いキャラクターを殴打することに違和感を感じてしまい慣れなかった。「あれ?他のゲーム(ポケモンなど)ってどうだったっけ?」と考えさせられた。

キャラクターがポケモンのキャラに似ているのも法務的にはクリアになっているとインタビューであったが、パルワールドのキャラクターがグッズなどになった時にかなり問題ありそうだ。近年ポケモンライクという言葉もあるようでネクソモンなど影響を受けた作品もあるようだが、一部のパルはポケモンに寄せすぎではないかと思った。パルを捕まえるときもパルスフィアという丸い玉を投げるのだが、なぜこの手法でなければならなかったのか?意図的にモンスターボールのような仕様にしているのかすごくモヤモヤしてしまった。ポケモン好きな人が見たら嫌悪感を抱いてしまいそうだ。もしかしたらパルワールドのコンセプトは「ポケモンを逆算して無いものを足していく」考え方だったのかもしれない。改めて任天堂、ゲームフリークなどのゲーム、キャラクターのクオリティは凄まじいなと思った。


スズキロク
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