湯畑で有名な草津に行ってきた。
北関東では四万、伊香保と行ったことがあり今回はその先の草津に一泊。温泉地ということもあり、車がないと観光する場所が少ない。四万温泉に行った時は周りに何もなかったため泊まった旅館に娯楽が集められていた。今回の草津も湯畑周辺がメインとなるため、泊まる旅館は大事だ。
今回泊まったのは宿は「季の庭」という宿で評判が良さそうだったので選んだ。宿へは草津バスターミナルから送迎バスで15分くらい、徒歩でもいけると書いてはあったが、かなり厳しい。湯畑周辺にも多くの旅館があったが、どの旅館も結構年季が入っている。
「季の庭」の外観は高級感があり大正ロマンの雰囲気。
従業員は皆さん若く、接客は基本マニュアル厳守。かなり訓練されているような気がした。老舗の旅館の人情溢れる感じはほとんどないが、これくらいの距離感がちょうどいいと思った。部屋に向かう途中に浴衣や作務衣、枕などを選べるスペースがあり、自由に選べる。
部屋は24平米で写真だと狭く見えた部屋も、全く問題のない広さだった。
全体的にアンティークの家具で統一感があった。部屋には露天風呂があって、正直あまり期待していなかったが、しっかりと露天風呂になっていて驚いた。露天風呂とはいえ、木の敷居、ベランダの戸を閉じれるので、露天風呂でありながら部屋感があって良い。周りの目も気にならない。ボタンを押すと温泉が出てきて勝手にお湯をためてくれる。いつでも温かい温泉がでる。
大浴場が3か所あった。一つは貸切の温泉、二つが大浴場になっていた。
貸切と言っても予約制ではなく、温泉入り口のランプが点灯していたら使用中とのことで基本的に空いていれば使用できる。四万温泉、伊香保温泉に比べ、泉質はかなり強く、硫黄の匂いがどこへでもついてくる。苦手な人は露天風呂に移ると多少和らぐと思う。お湯は入るとピリピリする感覚があるが慣れる。入り口に氷の樽に入ったヤクルトのサービスがあり、キンキンで美味かった。
食事は朝と夜、二階にあるレストラン。ここは個室のように分けられていた、山をのぞむ景観が美しい。料理の味も量も大満足であった。アレルギーに関しても事前に伝えれば代わりのものを持ってきてくれていた。
注意が必要なのは食事の時間が17時もしくは20時と開きがあり、おそらく観光の問題で、17時の場合は食後におそらく湯畑のライトアップへ、20時の場合はその逆になると思われる。交通が基本バスしかなく自由度がない、そこが難点。
17時の食事を済ませ、湯畑へ。その後再び旅館に戻り温泉に入った。それから休憩スペースにて22時か23時から夜鳴きそばという名のラーメンが無料で提供される。これがかなり美味かった。平日利用だとそれほど混雑はしていなかったが、休日利用だとかなり混むじゃないかなと思う。
旅のおもひで
白と水色のカーネションのすずきりょうたのブログ。旅行などの記録。
@RYOTA_SUZUKI