【ポッドキャスト連動企画】闇を切り裂く- CUT THROUGH THE DARKNESS- PART4【テキスト版】 – 白と水色のカーネーション

泥のような学生生活を送ってきたあなたに捧ぐ「闇を切り裂く」コーナーのテキスト版です!
Podcastと一緒にご覧ください!今回は「未来予想図 -ア・イ・シ・テ・ルのサイン-」「ホットロード」
「ワン・デイ 23年のラブストーリー」「ブルー・サムシング」「ベティ・ブルー」が題材になっております!

このコーナーは甘く切ない映画や音楽に触れていただいて一緒に光を取り戻していただこうという趣旨です。
番組では学生生活「すみっこ暮らし」のミカさんに作品を鑑賞してもらい賢者の解説で光に導くことで、
リスナーさんの闇を取り払うという実験プログラムです。

テキスト版では賢者の実験レポートという形で概要を記載していきます。

採点は点数ではなくカラット数で光の尺度です

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こちらの記事にPodcast配信後、テキスト随時更新します

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「未来予想図 -ア・イ・シ・テ・ルのサイン-」★☆☆☆☆

DREAMS COME TRUEの楽曲「未来予想図」の歌詞の世界観を映画化。
商社に勤める普通のOLさやかと建築事務所に勤める慶太。
夢を追い、葛藤する二人の物語。

実験レポート:
冒頭からなぜこの作品を選んだのかと問い詰められる。
本当にこんなお互いを理解しないカップルがいるのだとしたら、
この二人の未来予想図は散々たるものだという事に着地。
自惚れた女にはドリームもカムもトゥルーもない。ミカさんは吐きそうになったらしい。
しかし男が不倫したままエンディングを迎えたと思い、
よく見ていないことがバレる痛恨のミスを犯してしまう。
ミカさんが結婚式のブーケのヒモを引っ張ってる姿を想像しながら★1でした。

Podcast Episode #124
[audio:https://carnation.heteml.net/ukpd_124.mp3]

⚫︎このベスト3枚組なんですね、流石です。もちろんあの曲も入っております。

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DREAMS COME TRUE THE BEST! 私のドリカム – DREAMS COME TRUE

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「ホットロード」★★★☆☆

紡木たくによる少女コミックが原作の2014年の作品。
冷たく心を閉ざした孤独な少女の和希(能年玲奈)と
暴走族で不良少年の春山(登坂広臣)の激しい純愛がテーマの本作。

実験レポート:
底なしに暗い作品だったが、なかなか見応えのある作品だった。
心が晴れなかったので闇を切り裂く的にはマイナスポイント。
28歳の臣くんが16才の役を「なめてんのかテメェ」と怪演していて好印象であった。
エンディングの尾崎豊の「OH MY LITTLE GIRL」が見事で尾崎ポイントが追加されて★3。
ミカさんが着ていた変な犬のTシャツが気になって終了。

Podcast Episode #125
[audio:https://carnation.heteml.net/ukpd_125.mp3]

⚫︎ラストシーンで流れる尾崎豊の「OH MY LITTLE GIRL」が見事に映像とマッチしていました!
当時8cmワイドのシングルを買った記憶があります。そんな「OH MY LITTLE GIRL」を収録した名盤!

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十七歳の地図 – 尾崎 豊

⚫︎臣くんを是非!

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「ワン・デイ 23年のラブストーリー」★★★★★

アンハサウェイ&ジムサージェスの美男美女コンビによるラブストーリー
2人の大学時代から23年間の不思議な関係を綴った物語で、
友情や愛情を超えた何かを非常に考えさせられる作品。

実験レポート:
ミカさんが★5と言っているのになぜか★4と聞き間違え、
そのまま進行してしまう痛恨のミス。
ミカさんはなぜそれを番組中訂正しようとしないのだろうか。
映画は素晴らしかった、今年観た恋愛映画でNO1と言ってもいいと思う。
愛や恋、男女が付き合う、結婚するなどの概念自体を考えさせられた。
恋愛や人間関係に疲れている方、こちらが特効薬になっております。
ひとつだけ、この映画とても衝撃的なシーンがあり、口が半開きになること確実です。
観終わった後、あなたの闇もきっと晴れていることでしょう。

Podcast Episode #126
[audio:https://carnation.heteml.net/ukpd_126.mp3]

⚫︎エンディングで流れるコステロの「Sparkling Day」書き下ろしですが、
幕が降りていく感覚がして素敵な曲でした。映画と一緒に是非聴いてみてくださいね。

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Sparkling Day – エルヴィス・コステロ

⚫︎ワンデイは人に間違いなくお勧めできる作品だと思いました!まだの方は是非!

「ワン・デイ 23年のラブストーリー」はhuluで観れます → Hulu

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「ブルー・サムシング」☆☆☆☆☆

谷川史子さんのマーガレットコミックスの「ブルー・サムシング」どの話も切り口が興味深く
普遍的でありながら、どこか独特な雰囲気で世界観に引き込まれます。結婚しているにも関わらず、
他に好きな人ができてしまう。そんなテーマが一つのあり。それは道徳的にはNGなことであっても。
結局人は人でしかないような。いろんな固定概念がことごとく崩されていきます。

実験レポート:
永遠というのは儚くももろく、一瞬で消えてしまうこともある。永遠は2人が作る唯一の幻想です。
恋愛の正しい正しくないに関して熱く討論。
今回の闇を切り裂くは個人的には今までで一番面白かったテーマであると思う。
道徳的に守らなければいけないものだと思うミカさんは真面目で道徳的に真っ直ぐな性格があり、
僕は今の感情に真っ直ぐなところがある。
話にもある例えば「婚約」特殊な絆があり道徳的には守らなければいけない。
しかしそれを壊し、自分が今一番輝ける場所に向かうのも一つの形のような気がしてしまう。
そこの意見の相違は面白いと思います。
ミカさんには目をふさぎたくなるような展開非常にいい薬な気がした。
あと途中からミカさんが暴言を吐き出し主人公を「総菜屋」と
主人公の婚約者を「四国」と呼び出してるところが面白かった。

Podcast Episode #127
[audio:https://carnation.heteml.net/ukpd_127.mp3]

⚫︎今恋人がいる人には是非一度手にとってもらいたい作品。新しい価値観が生まれるかもしれない!
iTunes:ブルー・サムシング – 谷川史子
Amazon:ブルー・サムシング (マーガレットコミックス) – 谷川史子

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「ベティ・ブルー」★★★☆☆

1986年の映画「ベティ・ブルー」ファションやキャラクター、
今の時代であっても色褪せない映像や演出は非常に見応えのある作品。
さすが名作と言われる所以であります。
映画史上に残るベティのキャラクターとゾルグのリアルな描写は見事。

実験レポート:
ストーリー自体は淡々とベティとゾルグが生きていく中で愛の定義をぶつけ合っていきます。
バラバラになっては激しく愛し合う。そんな生活を垣間見ることで「恋愛が怖くなった」
人を愛するってこんなに重いことなのかと感じる。
一方ミカさんは「ホラー的に怖い」とちょっと的外れな感想を吐露。
ベティは分かりやすく言うと「メンヘラ」的な部分があったが、愛されたいより、
身を削ってでも相手に愛を与えたいと。愛の自己犠牲、愛のかたまりのような印象を抱き
メンヘラという言葉は当てはまらない気がした。ベティ最高の女性である。大好き。
番組では「この2人こそ愛の象徴」とロマンチックな見解と、
ゾルグは途中からベティの大きな愛に疲れ果て情の部分を愛という感覚に
置き換えているような冷めた目でも鑑賞できた。
ミカさんは最近iPhoneのメモに感想を書き出したらしく、
そのメモには「猫がかわいい」と書き残してあった。

Podcast Episode #128
[audio:https://carnation.heteml.net/ukpd_128.mp3]

⚫︎映画史上に残るベティのキャラクターとゾルグのリアルな描写は見事!

随時更新します(12月6日)




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