【ポッドキャスト連動企画】闇を切り裂く- CUT THROUGH THE DARKNESS- PART2【テキスト版】 – 白と水色のカーネーション

泥のような学生生活を送ってきたあなたに捧ぐ「闇を切り裂く」コーナーのテキスト版です!
Podcastと一緒にご覧ください!

このコーナーは甘く切ない映画や音楽に触れていただいて一緒に光を取り戻していただこうという趣旨です。
番組では学生生活「すみっこ暮らし」のミカさんに作品を鑑賞してもらい賢者の解説で光に導くことで、
リスナーさんの闇を取り払うという実験プログラムです。

テキスト版では賢者の実験レポートという形で概要を記載していきます。

採点は点数ではなくカラット数で光の尺度です

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こちらの記事にPodcast配信後、テキスト随時更新します

nor

「ノルウェイの森(映画版)」★★☆☆☆

村上春樹の小説が原作の本作。
小説は思春期に読んで時間が止まりました。
「100%の恋愛小説」と言われるように友情と愛情そして喪失、
究極に悲しいラブストーリーだったと思います。

一度何の先入観もなしに観てみることをお勧めする作品です。

実験レポート:
ワタナベの優しさが残酷でうなだれる。
みかさんは緑のような女性に憧れがあることがわかった
「自分に自信がないとできない行動や言動」をする緑。
反面教師で良い刺激になったかもしれない。
しかし頭真っ白で闇も光も喪失し無の境地!

Podcast Episode #103
[audio:https://carnation.heteml.net/ukpd_103.mp3]

iTunes→ノルウェイの森 – 映画

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「ONCE – ダブリンの街角で」★★★☆☆

大好きな映画、映画というよりドキュメンタリー。
アイルランドはダブリンで繰り広げられるラブストーリー。
点と点が2人の音楽によって線になっていく様子が見事です。
海外の恋愛ものなんて!みたいに思っている方にも是非お勧め。
普通の映画、ラブストーリーでは味わえない感動はまさに魔法のようです。

実験レポート:
光は見えたか?という問いに「見えた見えた」となんか軽い。
グレンとマルケタの恋愛の駆け引きに関して「あぁ?」「はぁ?」「なんだそれ」と
悪態をついていた。マルケタは自分で声をかけておきながら、グレンを受け入れなかった
ことに関して終始納得がいかなかった様子。この物語は誰が幸せかということではなく、
過ぎ去っていく恋愛の一つとして捉えることが重要なのだろうか。

Podcast Episode #105
[audio:https://carnation.heteml.net/ukpd_105.mp3]

⚫︎グラミー賞にノミネートもされたサントラも超オススメ!

mbn

「マイブルーベリーナイツ – My Blueberry Nights」★★★☆☆

2007年のウォン・カーウァイ監督作品。
独特の色彩美や演出、出会い別れの甘酸っぱさが90分の中にたくさん詰め込んである。
CAT POWERの音楽もおしゃれな雰囲気を引き立てていてとても素敵な作品です。
僕は当時、映画館で観ました。

実験レポート:
まずキャストが誰だかわかっていないことが判明。
ジュードロウの元カノが店にやってくるシーン。
あのシーンは彼女にとって重要な人生のターニングポイントになる。
一緒にタバコをふかし「前と味が違う」と考えさせられるシーンである。
ミカさんはそのシーンのことを知らない女が
突然「タバコちょうだい」っていうシーンと言っていた。
主人公のノラジョーンズにだんだんカリカリしてくる様子が見受けられた。
ポスターにもある有名なシーンで吐きそうになったようだ。
ただ映画の雰囲気も良く、若干光が見えたと発言。

Podcast Episode #107
[audio:https://carnation.heteml.net/ukpd_107.mp3]

「マイブルーベリーナイツ – My Blueberry Nights」はHuluで観れます → Hulu

⚫︎Cat Powerなど参加のサントラも素晴らしいですね!

god

「はじまりのうた – Begin Again」★★★★★★★★★★★★★★★

「ダブリンの街角で」の監督の最新作。
とにかく一人でも多くの人に観てもらいたい魔法のような音楽映画。
音楽の魅力はもちろん、キャストの感情表現は見事。何気ないシーンでなぜか感動。
サントラは元NEW RADICALSの天才グレックアレクサンダーが手がけていて、
marron5のアダムレヴィーンはもちろん、90年代後半の洋楽が好きな人にオススメ。

観終わった後、誰かと話したくなること必至の作品!

実験レポート:
ミカさんは観ていないので、自分の闇を切り裂く今回。
下高井戸シネマにて観てまいりました。こんなに心が躍る映画は
今までなかったと思います。終始目がキラキラしていました。
劇場を出た瞬間にサントラを購入、どのシーンにどの曲が使われていたか
すぐに思い出せる、サウンドトラックとしても素晴らしい作品。

Podcast Episode #108
[audio:https://carnation.heteml.net/ukpd_108.mp3]

⚫︎元New Radicalsのグレッグ・アレキサンダーが手がけているサントラも超名盤!

iTunes→はじまりのうた-オリジナル・サウンドトラック – Various Artists

ookami

「おおかみこどもの雨と雪」★☆☆☆☆

闇を切り裂くではおなじみ、細田守監督の2010年の作品。
家族や人に優しくすることなど色々考えさせられる「現代版おとぎ話」
自分がおおかみであることを隠して生きてきた人生でしたが、1人の女性と恋に落ちます。
誰かのために生きる、子供を守る恋人を守る姿は愛そのもののような気がしました。

実験レポート:
とても考えさせられる作品であった。が…
すべてのシーンの語尾に「でもこれ結局おおかみなんだよね」と付けてしまうらしく。
とにかくおおかみという設定で笑ってしまうらしい。
そうなるとどんなに感動するシーンでもおおかみが吠えているだけと感じてしまい。
ラストの大号泣のシーンは大爆笑のシーンにとすり替わる。
ヒューマンドラマというよりコメディとして捉えていた衝撃。

Podcast Episode #113
[audio:https://carnation.heteml.net/ukpd_113.mp3]

「おおかみこどもの雨と雪」はhuluで観れます → Hulu

随時更新します(8月17日)



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